火水への畏敬
今年は雪の多さが目立つ年なり。
雪は、水の浄化力よりさらに浄化の力強がりなば強き浄化必要なるを意味するなれば。
火と水、カミの御力にてこの世は浄化さるる。
火と水、そは異質に見えるれど、同じ構造を持つものなり。
素粒子の動き、回転軸の大きさ広さにて異なれり。
故に汚れ強き時は、粒子の速き回転にて、汚れを燃やしつくす。
神は人類に火と水を与えられ、それにて文明は発達せんとす。
火と水なくば、なにもなせず。
神は文明の発達を喜ばれるなれど、何事も過ぎたるは及ばざるが如し。
人類に、与えられたる欲はさらに便利に、さらに上にととどまることを知らず。
ただ前進のみを考え突き進みたる結果、地球と人類、何の罪もない多くの生命体を道づれにして、破滅へと向かわんとす。
今の物質文明は、燃やさば灰とならぬもの多く、毒や土に返らぬ有害なるものを生みだすなり。
最近は火の勢いは強まるれば、民家の火事、各種爆発、噴火、山火事も注意が必要なり。
火の勢います今、更に汚れを増やすばかり。なれば多くの水の力必要となりて、水の災害も、多発せん。
そをただ恐れるのみならず、謙虚に、己たちの否を認め、天変地異、異常気象の原因を作り出したことを詫び、懺悔し、神や自然に対し一層の感謝と畏敬を捧げるべけれ。