継子ワカヒトの誕生
長年待ち望まれていた継子が誕生し、トヨケ、イザナギ、イサナミ、諸臣、民の喜びはひとしおで、ヨロトシ(バンザイ)ヨロトシ(バンザイ)の声となり、国中に広がっていきました。
国中の期待を一身にあびて、誕生された天子はトヨケから、ワカヒトという真名(いみな)を奉られ、いずれ8代アマカミ、アマテルとなられるのですが、後の歴史ではいつの頃からか女神にすり替えられています。
なぜすり替えられたのかは何らかの封印ということなのかもしれませんが、陽は男、陰は女、陽は天で陰は地です。男は天で天(アマ)神ですから、太陽神アマテルは男子という事になり、アマカミは男系で継がれていかなければならないという事になります。
これを考えれば今議論されている女系天皇はありえない事が分かります。
人間天皇の時代に入ってから、女性が天皇陛下になられた事はありますが、それはあくまで一時的なことで、男系で継がれてきています。
天に繋がるには天皇家は男系でなければならないのです。
色々な政治的な背景があって、アマテラスは女神とされたのでしょうが、これも立て替え立て直しの中で正されていくのかもしれません。
神代のアマテルは、いろんな改革を起こし、日本の皇室の礎をおつくりになられた、偉大な神様であることを知っておいてください。